磊酒会2018

2018年12月、今年も例年の磊酒会@ぼたんへ参加させていただきました。

磊酒会とは?

磊酒会(らいしゅかい)は神田の創業明治30年(1897年)鶏すき焼き料亭「ぼたん」で毎年行っている鉱物愛好者の忘年会のようなものです。
鶏すき焼き料亭「ぼたん」の先代主人であった櫻井欽一氏(1912-1993)は、アマチュアでありながら新鉱物の発見を含めて日本の記載鉱物学発展に貢献し、理学博士まで取得しています。
そういうわけで今でも毎年ぼたんで鶏すき焼きを突きながら石談義をする集まりをしています。

今年の磊酒会の様子

淡路町駅で地下鉄を降りて路地を歩いていくと…

見えてきたぼたん。
ぼたんの建物は都選定歴史的建造物にも認定されている貴重な建物です。

暗がりにぼっと浮かぶぼたんの優美な玄関。 年1回のたのしみです!

乾杯のご挨拶は国立科学博物館の松原先生



ところで、この床の間の様子…
この石は…?!

そうです、低変成マンガン鉱石です!
聞くところによると東京都奥多摩の白丸鉱山のもののようです

最後は島崎先生のご挨拶で〆ました。

いくつになっても楽しめる鉱物趣味があるというのは大変しあわせなことです、とのご挨拶。
D論提出で疲弊していた心に染み渡りましたね。
今年もたいへん良い磊酒会でした。皆様、そしてぼたん、ありがとうございました!

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