【小さな駅】あいの風とやま鉄道線 越中宮崎駅

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越中宮崎駅(えっちゅうみやざきえき)は、富山県下新川郡朝日町宮崎字横田にある、あいの風とやま鉄道線の駅。もとはJR西日本の北陸本線であったが、北陸新幹線開業に伴いあいの風とやま鉄道線に所属する駅となった。
当駅に停車する列車のほとんどは、糸魚川駅と泊駅を往復するえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの列車である。
駅の目の前の宮崎海岸はヒスイ海岸とも呼ばれ、糸魚川などに由来するヒスイ輝石の転石が拾える鉱物産地として有名である。

越中宮崎駅の駅舎はプレハブ小屋のような至ってシンプルなもの。日本海側の春先を象徴するかのような小雨の天気の中でした。


しかし越中宮崎駅の中身は充実しています。
公衆トイレが隣接しており、大小のコインロッカー(100円でお金は帰ってくるので無料)、ベンチ、そして小さな観光案内があります。
通常、越中宮崎駅に駅員はおらず、無人駅です。




越中宮崎駅内部の観光案内所。ヒスイ海岸の小石が飾ってある。そこそこのクォリティのヒスイ輝石も。




越中宮崎駅に停車中の車両。糸魚川発、泊ゆきのディーゼルカーET122系。
ET122系はディーゼルカーだから電車じゃないし、1両編成なので列車ですらないから、汽車と呼ぶしかない!

駅の中に張ってあった観光ポスター。


姫の持ってる石はなんだこれ…?
リアルな圧砕ヒスイの他に、ネフライトやピンク地に青色の…??糸魚川石??


駅を出ると目の前すぐがヒスイ海岸(宮崎海岸)です。
ヒスイ海岸のための観光施設「ヒスイテラス」。夏場の海水浴のためのシャワーや、地域の集会場などの役割を果たしている模様。
私が行ったときはほぼ無人のようでした。



そしてヒスイテラス脇からすぐに海岸へ降られる。


海岸の石からヒスイを探すわけだが、そう簡単に見つかるわけもない。


石はたくさんある。蛇紋岩がきれいだなあ… それからネフライト(軟玉)もわりとたくさんある。


それから目につくのは赤碧玉。そこそこ質の良いものが沢山落ちている。
 

ヒスイは全く見つからなかった。そもそもキツネ石(ヒスイと紛らわしいアルビタイトやロディン岩など)すら貴重でした。難しい鉱物産地でしたね。


 

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