研究でカナダの大学を短期訪問する時に入管で気をつけること


研究でカナダの大学を短期訪問する時に入管で気をつけること

ともかく、「働きに来たのではない、カネを稼ぎに来たのではない」ということを明確にしないといけません。

入管で「カナダに来た目的は?」と聞かれて「リサーチのため」と言ってしまうと、かなり厳しく問いただされます。
「なんの研究だ?」「留学ではないのか?」「誰が給料払ってるんだ?」「招待状はあるのか?」「研究者だと証明するものはあるのか?」などなど。

これを回避するためには、「~~大学の~~教授とミーティング/ディスカッションをするためだ」と言うのが良いみたいです。



なんでこんなことがわかったかというと、自分が両方のパターンを引いたからです。

1月30日~2月14日まで分析をしにカナダのエドモントンにあるアルバータ大学に滞在する予定でした。

日本からバンクーバー経由でエドモントンへ行くのですが、バンクーバーでの入国時にこの問題が発生したのです。

空港に着いて入管に差し掛かると、カナダ人とその他外国人に分けられ、外国人は簡易カウンターみたいなところで来訪の目的など簡単な質問をされます。

欧米系の白人(特にアメリカ人)はこれだけでサクサクと入国が完了するのですが、大半のアジア人などは通常のしっかりとした入管手続カウンター(ちょっと高めの机で透明なアクリルの囲いの中に入管職員がいるタイプのやつ)に回されてしまいます。


自分の場合、最初の簡易カウンターの方で「リサーチのため」と言ってしまったらだいぶ色々と問いただされてしまいました。
直感的に「これは働きに来た違法移民かなにかと怪しまれてる」と思い、通常カウンターの方では「ミーティング&ディスカッションのため」と切り替えてお話したら、すんなりと通れました。

というわけで、冒頭のような知見を得たのです。

付け加えると、泊まる場所が確保されてることや帰りの航空券を購入済みであることも重要視されるみたいです。これらのことについて、しっかりした方の手続きカウンターで問われました'が、書類を確認したりなどはなかったです)。


後からアルバータ大学に着いて事務のおばちゃんから聞いたのですが、今回訪れた他研究室は世界的にも有名なところで多くのビジターが来るのですが、同じ問題で空港でかなり面倒な事になってしまった人が過去にも何人もいたようです。

「君に事前に言うの忘れてたの申し訳無い!心配したよ!」と言われてしまいました。


今後もしカナダに短期の研究室訪問をしに行くことがありましたら、入国時はお気をつけくださいませ。




↑無事にエドモントに到着して目の前に現れたTimHortons!カナダ!


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