鉄礬柘榴石 Almandine 愛知県富山村佐太
— A-Zearth日本の鉱物 (@A_Zearth) April 2, 2020
ここのアルマンディンとしては整った結晶です。赤褐色の12面体型
産地が記載された最古の文献は私の知る限り
『愛知県と鉱物』柿原明十 1930年
で、情報に乏しかった当時これだけで産地探しに行ってました。『鉱物情報no.63』1981年の記事を知ったのは後年 pic.twitter.com/wzdFHapGJp
たぶんその次に古い記載は『本邦産ザクロイシ総説』岡本要八郎1947年で、「片麻岩中の完晶、暗赤色、n型、3cm大、n面の条線発達し階段状d型となる。小晶はd型」
— A-Zearth日本の鉱物 (@A_Zearth) April 2, 2020
とあり、ここの柘榴石の特徴をよく表していると思います。ちなみに別露頭で最大7cm達するd型結晶もあったのですがルーズで汚い。 pic.twitter.com/WqwDuZr2e1
益富先生の『原色岩石図鑑』には全改訂前旧版の初期の版にだけ載っていて
— A-Zearth日本の鉱物 (@A_Zearth) April 2, 2020
「肉桂色ほとんど不透明、斜方12面体d(110)の結晶又は偏稜24面体との集形をなす。領家コムプレックス帯のペグマタイトに産する」とあります。
近年では横山良哲先生の鉱物本に何度も紹介されていますのでお持ちの方はご一読を pic.twitter.com/XnQxlzz9DC
この片麻岩(?)めちゃくちゃ気になるな https://t.co/dDdfJxG5nK
— てるてる (@IWKRterter) April 2, 2020
n型結晶の方の脈は黒い角閃石の斑晶が入ってるんですよ。こんな感じ pic.twitter.com/WbgoqnqBkq
— A-Zearth日本の鉱物 (@A_Zearth) April 2, 2020
ですかー。
— A-Zearth日本の鉱物 (@A_Zearth) April 2, 2020
あと黒雲母も相当入ってますのでーこれ
コメント
コメントを投稿