Commonly used phrases in statistics and econometrics that don't make sense: "the estimated standard error" or "the estimate of the standard error."
— Jeffrey Wooldridge (@jmwooldridge) January 22, 2022
The standard error is the estimate -- of the standard deviation. We don't say "the estimate of beta hat."#metricstotheface
エコノメ教科書で有名な某氏によると「標準誤差の推定値」という表現はおかしいとのことですが、全く意味がわからないので困ってます。 https://t.co/CAIRBDJ7VO
— KRSK (@koro485) January 23, 2022
昨日のツイートでは,「σ/√nを標本分布の標準偏差,s/√nを標準誤差と呼ぶ」と述べましたが,少し気になったので,10冊の書籍でどのように呼ばれているかを確認しました.s/√nを標準誤差と呼んでいるものが5冊,σ/√nを標準誤差と呼んでいるものが5冊で,半々に意見が割れていました.(続く) https://t.co/G0HveUWH87
— 高橋将宜 Masayoshi Takahashi (@M123Takahashi) January 24, 2022
【s/√n=標準誤差】注:s=標本標準偏差
— 高橋将宜 Masayoshi Takahashi (@M123Takahashi) January 24, 2022
松原・縄田・中井(1991, p.202)
De Veaux and Velleman(2004, p.347)
Imai(2017, p.324)
竹村(2020, p.199)
Wooldridge(2020, p.50)
(続く)
【σ/√n=標準誤差】注:σ=母標準偏差
— 高橋将宜 Masayoshi Takahashi (@M123Takahashi) January 24, 2022
Wonnacott and Wonnacott(1990, p.197)
岩崎・中西・時岡(2004, p.223)
Weiss(2005, p.336)
Gelman and Hill(2007, p.17)
熊原・渡辺(2012, p.166)
(続く)
したがって,s/√nを「標準誤差」と呼ぶなら,σ/√nを「標本分布の標準偏差」と呼ぶことになります.また,σ/√nを「標準誤差」と呼ぶなら,s/√nを「標準誤差の推定値」と呼ぶことになります.1つの文書の中で一貫性が保たれていれば,それでよいと考えられます.(完)
— 高橋将宜 Masayoshi Takahashi (@M123Takahashi) January 24, 2022
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