富山大学に着任して1年が経った。
富山大学も富山市も、今のところとてもとても快適な研究環境ですね。
快適すぎてもう関東なんかには帰れない身体になってしまった。
出張で東京に帰るたびに、人多い!道狭い!!という感想を持ってしまうようになってしまった。
研究環境もとても良いです。
東京の大学みたいに部屋不足で紛争状態になったりすることもないし、これまでの教員らの尽力で石工室も整っているし、EPMAとラマン分光分析装置は共用設備で綺麗に整ってるし、基本的にはほとんど不自由はしてないです。
自分の研究室のウェブサイトも作っちゃいました。
富山大学地球システム科学科 沢田研究室
http://www3.u-toyama.ac.jp/hsawada/index.html
助教ですが、私の場合はD◯号(ディーマルゴウ)なる学内での資格?みたいなものが付与されており、学士と修士の主査、博士の副査まで担当できる状態になってます。
要するにPIとして独立して研究室の運営が可能な状態です。
自分1人の研究は若手研究や学振PDの残りの科研費を持っているのでそれほど困ってもいませんが、今後たくさん所属学生が来たら色々と金策を考えないといけないですね。
金策を考えないといけない感、PIって感じがしてワクワクしちゃうよね、って前に誰かに言ったら、脳みそが既に侵されているんじゃないか的に言われました。
でも実際、自分はそういうの割と嫌いじゃないので、頑張っていきたいです。
とりあえず、大型研究費でTORNADO M4 plusがほしい!ってずっと言い続けています。
さて本日、新たに富山大学 学術研究部 都市デザイン学系(都市デザイン学部地球システム科学科担当)の助教の公募がはじまりました!
https://www.u-toyama.ac.jp/outline/other-info/employ/#sus
端的には、大藤先生の後任に当たる助教の人を探しています。
「物質科学的解析から,地震・火山活動などの災害評価や軽減,地殻の進化・形成過程などを研究する分野 」とありますが、野外調査をするような地質分野の方々からば広くから応募をお待ちしてます。
"地殻進化学"の担当教員、ネーミングがかっこよくて良いですね!富山大学のレジェンド、
堀越 叡先生からの伝統を継承する者みたいでめっちゃかっこいいです!
ちなみに、私は実は「鉱物学・資源学」の担当教員ということになっています。
学際融合全盛の時代なので、実際には担当教員とか旧来の看板とかはもうあまり重要ではないかとは思います。
今回の公募も、フィールドワークをするような地質分野の方々からたくさん応募してほしいという気持ちでいっぱいです。
2024年7月25日(木)必着で、11月1日以降なるはやで着任ということになっています。
ちょっと変な時期に着任だな、と思われる方もいるかもしれませんが、これは教室会議での議論の中で富山湾で寒ブリの旬を迎える12月に間に合うように着任してほしいという意見が多数あったためです
というのはもちろんウソで、前任者との引き継ぎや新年度に向けての準備などをするために、こういう時期になっているものだと思っています。
でも実際、12月から富山の魚めっっちゃおいしいので、この時期に着任できるのはとても良いと思います。
お迎えできるのをたのしみにしているので、ぜひ皆様ふるって公募に出してください!一緒に富山できときとjkになろう!!!
↑富山市有数のおいしい居酒屋、ギンギョの酒場のお刺身盛り合わせ、2024年2月頃。
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